← 组织学实验 目次
组织学实验 / 第 6 回

心筋・血管・リンパ組織の観察

心肌、血管与淋巴组织观察
组织学实验 🔑 難易度 ★★★ 📌 心筋・血管・動脈・静脈・胸腺・脾臓・リンパ節・スケッチ
📌 スケッチで落とさない最低条件 速写不要丢的最低条件手引きPDFでは、スケッチ用紙に学生証番号・氏名・日付を書き、標本には対象/臓器名・対物レンズ倍率を記入し、特徴的な所へ線を引いて説明することが求められている。提出前に教員チェックを受ける。録音では今回、心臓/血管系から1枚、リンパ系組織から1枚を選び、それぞれ弱拡大・強拡大で見る流れとして説明されていた。实验手册PDF要求:速写纸写学生证号、姓名、日期;标本图要写对象/器官名、物镜倍率,并用线指到特征结构加说明;提交前要让老师检查。录音中这次大意是从心脏/血管系统选1张、从淋巴系统组织选1张,各看低倍和高倍。
この回の解説 / 这节课的解说

流す、縮む、守る。組織は仕事のために形を変える运输、收缩、防守。组织会为工作改变形状

心筋・血管・リンパ組織は、標本のどこを見れば役割の違いが分かる?心肌、血管、淋巴组织在切片里看哪里,才能看出功能差异?

今回の標本は、体の中で『動かす』『流す』『守る』を担当する場所です。心臓は血液を押し出し、血管は通り道を作り、リンパ系の臓器は異物や古い細胞を処理します。这次看的标本,负责身体里的“动起来”“运过去”“防守”。心脏把血推出去,血管提供通路,淋巴系统器官处理异物和旧细胞。

まず心筋です。心筋は横紋があるので骨格筋に似ていますが、自分の意思で動かす筋ではありません。枝分かれしてつながる細胞の間に、電気刺激を伝える継ぎ目があります。これが介在板です。先看心肌。心肌有横纹,所以有点像骨骼肌,但它不是你想动就动的随意肌。心肌细胞会分支并连接,细胞之间有传递电刺激的接缝,这就是介在板

次に血管です。血管はただの穴ではなく、壁を持つ管です。壁は内側から内膜・中膜・外膜で、中膜が厚く弾性線維や平滑筋が目立てば動脈らしい。静脈は同じ場所の動脈と比べると中膜が薄く、内腔が広く見えやすいです。再看血管。血管不是随便一个空洞,而是有墙的管子。血管壁从内到外是内膜、中膜、外膜;中膜厚、弹性纤维或平滑肌明显,就更像动脉。静脉和同区域动脉相比,中膜较薄,管腔更容易显得宽。

リンパ系では、まず暗い所と明るい所を見る。胸腺は皮質が濃く髄質が淡い。脾臓は白脾髄と赤脾髄、リンパ節は皮質と髄質を分けて見る。色の濃淡は、そこにどれくらい細胞が集まっているかを教えてくれます。淋巴系统先看深浅。胸腺皮质深、髓质浅;脾脏看白髓和红髓;淋巴结看皮质和髓质。染色深浅其实在告诉你:这里细胞多不多、密不密。

スケッチでは、きれいな絵より『何を見てそう判断したか』が大事です。低倍で全体の場所関係を見せ、高倍で横紋、介在板、血管壁の層、皮質・髄質などを矢印で指します。速写时,重要的不是画得漂亮,而是别人能看出你凭什么判断。低倍图画整体位置关系,高倍图用箭头标横纹、介在板、血管壁三层、皮质/髓质等。

この回の芯は、穴や線をなんとなく写すのではなく、心筋は収縮、血管は流す圧に耐える管、リンパ組織は免疫の場として、それぞれの形を読むことです。这一回的核心是:别只是照抄空洞和线条,而要把心肌看成收缩机器,把血管看成承受血流压力的管道,把淋巴组织看成免疫工作的场所。

📚

復習資料复习资料ポイント・図・問題は、必要になったらここを開く

🎯

本講のポイント本课重点

心筋は横紋を持つ不随意筋。骨格筋に似た縞があるが、細胞は枝分かれし、細胞間に介在板が見えることがある。心肌是有横纹的不随意肌;像骨骼肌一样有条纹,但细胞会分支,细胞间有时可见介在板。
介在板は心筋細胞どうしの継ぎ目で、電気刺激を伝えて心筋全体をまとまって動かすために重要。介在板是心肌细胞之间的连接处,对传递电刺激、让心肌整体协调收缩很重要。
血管は内膜・中膜・外膜で見る。動脈は中膜が厚く、弾性線維や平滑筋が目立つ。血管按内膜、中膜、外膜观察;动脉中膜厚,弹性纤维和平滑肌明显。
静脈は同じ場所の動脈と比べると中膜が薄く、内腔が広く不整に見えやすい。静脉与同区域动脉相比中膜较薄,管腔更宽且形状更不规则。
胸腺はT細胞が成熟する場。細胞密度が高い皮質は濃く、細胞が減る髄質は淡く見える。胸腺是T细胞成熟场所;细胞密度高的皮质染色深,细胞减少的髓质较浅。
脾臓は古い赤血球の処理と免疫に関わる。赤脾髄は赤血球処理、白脾髄はリンパ球が集まる領域。脾脏与旧红细胞处理和免疫相关;红髓处理红细胞,白髓是淋巴细胞聚集区。
リンパ節はリンパ液をろ過する器官。皮質が濃く、髄質が淡く、リンパ球の集まり方で領域を分ける。淋巴结过滤淋巴液;皮质较深、髓质较浅,可按淋巴细胞聚集方式区分区域。
H&E染色では、核はヘマトキシリンで青紫、細胞質や膠原線維はエオジンで桃色に見える。色の濃淡は細胞密度の手がかり。H&E染色中,细胞核被苏木精染成蓝紫,细胞质和胶原纤维被伊红染成粉红;深浅可作为细胞密度线索。
📖

講義の流れ这节课老师一步步讲了什么

🟢 緑=重要 / 绿色=重点○ 淡色=流れ / 淡色=过程💬 灰=余談 / 灰色=老师的闲话枝节
① 今回の入口:心臓・血管・リンパ系
先生は、今回のスケッチ対象として心臓/血管系とリンパ系組織を示し、標本のどこを弱拡大・強拡大で見るかを説明した。本次入口是心脏/血管系统和淋巴系统组织;老师说明要在低倍和高倍下看哪些位置。
② 心筋:横紋があるが不随意
心筋は骨格筋と同じように横紋を持つが、自分の意思で動かす筋ではない。枝分かれしてネットワーク状につながる。心肌像骨骼肌一样有横纹,但不是随意肌;细胞分支并连成网络。
③ 介在板:心筋細胞のつなぎ目
心筋細胞どうしの境目に介在板があり、電気刺激を隣の細胞へ伝える。見える場所を選んで描くのがポイント。介在板位于心肌细胞交界,传递电刺激;速写要选能看见的位置。
④ 血管を穴だけで判断しない
標本上の空隙を全部血管と決めつけない。赤血球、内皮、壁の層があるかを見て、管として判断する。不要把切片里的空洞都当血管;要看是否有红细胞、内皮和管壁层次。
⑤ 動脈:中膜が厚い
動脈は血圧に耐えるため壁が厚い。特に中膜に平滑筋や弾性線維が多く、弾性動脈では波状の弾性線維が目立つ。动脉为承受血压而壁厚,尤其中膜平滑肌/弹性纤维多;弹性动脉可见波状弹性纤维。
⑥ 静脈:壁が薄く内腔が広い
静脈は同じ部位の動脈と比べて中膜が薄く、内腔が広く見えやすい。動脈と静脈は並べて比較すると分かりやすい。静脉与同部位动脉相比中膜薄、管腔宽;并排比较最容易看出来。
⑦ 胸腺:皮質と髄質
胸腺はT細胞が成熟する臓器。細胞が密な皮質は濃く、選別後に細胞が減る髄質は淡い。小葉構造も見る。胸腺是T细胞成熟器官;细胞密集的皮质深,选择后细胞较少的髓质浅;也要看小叶结构。
⑧ 脾臓:白脾髄と赤脾髄
脾臓では白脾髄と赤脾髄を分ける。白脾髄はリンパ球が集まる場所、赤脾髄は赤血球の処理に関わる場所。脾脏分白髓和红髓;白髓是淋巴细胞聚集区,红髓与红细胞处理相关。
⑨ リンパ節:ろ過する器官
リンパ節はリンパ液を受けて異物を処理する。外側の皮質が濃く、内側の髄質が淡く見える。淋巴结接收淋巴液并处理异物;外侧皮质较深,内侧髓质较浅。
⑩ スケッチ:低倍と高倍の役割
弱拡大では臓器全体の配置、強拡大では判断根拠になる細胞・線維・層を描く。倍率と臓器名を書き、矢印で特徴を示す。低倍画整体布局,高倍画作为判断依据的细胞、纤维和层次;写倍率和器官名,用箭头标特征。
🗺️

知識マップ知识图谱(先看这张抓全局)

心筋・血管・リンパ組織心肌、血管、淋巴组织
心筋心肌
横紋横纹
枝分かれ分支
介在板介在板
不随意筋不随意肌
血管血管
内膜内膜
中膜中膜
外膜外膜
動脈/静脈比較动脉/静脉比较
リンパ系淋巴系统
胸腺胸腺
脾臓脾脏
リンパ節淋巴结
皮質/髄質皮质/髓质
スケッチ速写
弱拡大低倍
強拡大高倍
倍率・臓器名倍率/器官名
矢印と説明箭头和说明
← → 横にスクロールできます / 可左右滑动
🔗

形を見る順番观察顺序

① まず全体
弱拡大で臓器全体・層構造・濃淡をつかむ。先用低倍看整体、层次和染色深浅。
② 次に管か細胞か
血管なら壁と内腔、心筋なら細胞の走行と横紋を見る。若是血管看壁和管腔;若是心肌看细胞走向和横纹。
③ 免疫器官は濃淡
胸腺・脾臓・リンパ節は、細胞密度による濃淡で領域を分ける。胸腺、脾脏、淋巴结按细胞密度造成的深浅分区。
④ 高倍で根拠
介在板、内膜/中膜/外膜、皮質/髄質などを矢印で示す。高倍用箭头标介在板、内/中/外膜、皮质/髓质等。
🧪

解説详细讲解

心筋・血管・リンパ組織の見分け表 心肌、血管、淋巴组织识别表

標本 / 标本弱拡大で見る / 低倍看強拡大で見る / 高倍看
心筋心肌筋束の方向、枝分かれ、横断/縦断の違い肌束方向、分支、横切/纵切差异横紋、介在板、中心寄りの核横纹、介在板、偏中央的细胞核
動脈动脉丸い内腔、厚い壁、層構造较圆管腔、厚壁、层次结构内膜・中膜・外膜、中膜の平滑筋/弾性線維内膜/中膜/外膜,中膜平滑肌/弹性纤维
静脈静脉広く不整な内腔、薄い中膜较宽且不规则管腔,薄中膜薄い壁、周囲結合組織、動脈との比較薄壁、周围结缔组织,与动脉比较
胸腺胸腺小葉構造、濃い皮質と淡い髄質小叶结构,深皮质和浅髓质リンパ球密度の違い、髄質の淡さ淋巴细胞密度差异,髓质较浅
脾臓脾脏赤脾髄と白脾髄の分布红髓和白髓分布白脾髄の中心動脈、周囲リンパ球白髓中央动脉及周围淋巴细胞
リンパ節淋巴结皮質と髄質、リンパ濾胞皮质与髓质、淋巴滤泡リンパ球の密集、洞や血管淋巴细胞聚集、窦和血管

血管を見間違えないコツ 不误认血管的小技巧

標本には処理でできた隙間もあるので、穴があれば血管とは限らない。赤血球が入っているか、内皮が見えるか、壁が内膜・中膜・外膜として読めるかを確認する。動脈と静脈は単独で覚えるより、同じ視野にあるものを比べた方が速い。切片里会有处理造成的空隙,所以有洞不等于血管。要确认里面是否有红细胞、是否可见内皮、管壁是否能读成内膜/中膜/外膜。动脉和静脉不要孤立背,同一视野内比较最快。

スケッチ記載欄 速写标注栏

必ず書く / 必写理由 / 理由
学生証番号・氏名・日付学生证号、姓名、日期手引きPDFの提出条件。用紙の両面に注意。实验手册PDF的提交要求,注意纸张两面。
対象/臓器名对象/器官名何を描いた標本かを明確にする。明确画的是哪个标本。
対物レンズ倍率物镜倍率弱拡大か強拡大か、どの範囲を見ているかを示す。说明是低倍还是高倍、观察范围多大。
矢印と短い説明箭头和短说明横紋、介在板、中膜、皮質/髄質など判断根拠を示す。指出横纹、介在板、中膜、皮质/髓质等判断依据。
⚠️

つまずきポイント容易错的地方

❌ 空いている穴を全部血管と判断する
✅ 血管は赤血球・内皮・壁の層を確認する。処理でできた隙間もある
误:空洞都是血管 → 正:要确认红细胞、内皮和管壁层次;切片处理也会产生空隙。
❌ 心筋は骨格筋と同じ随意筋である
✅ 心筋は横紋を持つが不随意筋。枝分かれと介在板が特徴
误:心肌和骨骼肌一样是随意肌 → 正:心肌有横纹但为不随意肌,分支和介在板是特点。
❌ 静脈は動脈より中膜が厚い
✅ 一般に動脈の方が中膜が厚い。静脈は内腔が広く壁が薄いことが多い
误:静脉中膜比动脉厚 → 正:通常动脉中膜更厚;静脉管腔更宽、壁更薄。
❌ 胸腺の濃い所は髄質である
✅ 胸腺では細胞密度が高い皮質が濃く、髄質は比較的淡い
误:胸腺深色区是髓质 → 正:胸腺深色的是皮质,髓质较浅。
❌ スケッチは絵が上手ければ説明はいらない
✅ 評価されるのは、倍率・臓器名・特徴構造・判断根拠が読めること
误:画得好看就不用说明 → 正:要能读出倍率、器官名、特征结构和判断依据。

基礎問題基础理解题(这些懂了就过关)

基礎心筋で見るべき代表構造を2つ挙げよ。心肌要看的代表结构列两个。
横紋介在板。枝分かれした細胞の走行も見る。横纹和介在板;也看分支状细胞走向。
基礎血管壁の3層は?血管壁三层是什么?
内側から内膜・中膜・外膜从内到外是内膜、中膜、外膜。
基礎動脈と静脈を比べる時の基本は?比较动脉和静脉的基本点?
動脈は中膜が厚く、静脈は中膜が薄く内腔が広く見えやすい。动脉中膜厚;静脉中膜薄、管腔更宽。
基礎胸腺で濃く見えるのは皮質か髄質か?胸腺中染色较深的是皮质还是髓质?
皮質。細胞が密に集まるため濃い。皮质。因为细胞密集所以较深。
基礎脾臓の白脾髄と赤脾髄の違いは?脾脏白髓和红髓区别?
白脾髄はリンパ球が集まる領域、赤脾髄は赤血球の処理に関わる領域。白髓是淋巴细胞聚集区,红髓与红细胞处理相关。
基礎スケッチに必ず書く項目は?速写必须写什么?
学生証番号・氏名・日付、対象/臓器名、対物レンズ倍率、特徴構造への矢印と説明。学生证号、姓名、日期,对象/器官名,物镜倍率,特征结构的箭头和说明。
🚀

発展問題进阶题

発展心筋が骨格筋と似ている点・違う点を説明せよ。说明心肌与骨骼肌的相似点和不同点。
心筋も骨格筋と同じように横紋を持つ点は似ている。しかし心筋は不随意筋で、細胞が枝分かれし、介在板で隣の細胞とつながって電気刺激を伝える。したがって、標本では横紋だけでなく、細胞の枝分かれや介在板を探す。心肌和骨骼肌一样有横纹,这是相似点;但心肌是不随意肌,细胞分支,并通过介在板与相邻细胞连接、传递电刺激。因此标本中不仅看横纹,还要找分支和介在板。
発展動脈と静脈の違いを、血流の役割から説明せよ。从血流作用解释动脉和静脉的区别。
動脈は心臓から押し出された血液を高い圧で受けるため、中膜の平滑筋や弾性線維が発達し、壁が厚くなる。静脈は血液を戻す管で、圧が低いため中膜は相対的に薄く、内腔が広く不整に見えやすい。动脉承受心脏推出的较高压力,所以中膜平滑肌和弹性纤维发达、管壁厚;静脉负责回流、压力较低,所以中膜相对薄,管腔更宽且不规则。
発展胸腺・脾臓・リンパ節を、低倍でどう見分けるか説明せよ。说明低倍下如何区分胸腺、脾脏、淋巴结。
胸腺では小葉構造と、濃い皮質・淡い髄質の組み合わせを見る。脾臓では赤脾髄の中に白脾髄が島状に見え、白脾髄中心に動脈が見えることがある。リンパ節では外側の皮質、内側の髄質、リンパ濾胞や洞を見て、リンパ液をろ過する器官として読む。胸腺看小叶结构以及深皮质/浅髓质组合;脾脏看红髓中岛状白髓,白髓中央可能有动脉;淋巴结看外侧皮质、内侧髓质、淋巴滤泡和窦,把它理解为过滤淋巴液的器官。
発展今回のスケッチで、低倍図と高倍図をどう役割分担させるべきか。这次速写中低倍图和高倍图应如何分工?
低倍図では標本全体の形、層構造、皮質/髄質や白脾髄/赤脾髄などの位置関係を示す。高倍図では、低倍図で選んだ場所を細胞・線維・壁の層として詳しく描き、横紋、介在板、内膜/中膜/外膜、皮質/髄質などを矢印で示す。低倍图展示标本整体形态、层次、皮质/髓质或白髓/红髓等位置关系;高倍图把低倍中选定区域画到细胞、纤维、管壁层次层面,并用箭头标横纹、介在板、内膜/中膜/外膜、皮质/髓质等。
📩 間違い・分かりにくい所を報告 / 反馈纠错(数值错误或看不懂的地方) ✍️ 共有ノートで補足する / 去共享区补充这一回